自賠責保険 値上げ なぜ

自賠責保険 値上げ 2013

車やバイクを持っている人ることが必須である「自賠責保険」。

平成25年（2013年）4月1日より値上げされていますね。

平均で10～15％程度あがるようです。

例えば自家用乗用車（普通車）は12か月契約で15,110円から16,350円になります。

値上げする背景には事故による保険金の支払いが多く、赤字を補填しきれないということがあるそうです。

金融庁のHPをみたら保険料による収入を支出が1500億ぐらい上回っていました(＠_＠;)

そんなに事故が多くなっているということでしょうか。

総務省のHPをみると、交通事故件数、死者数共に毎年減少しています。

最近は車の安全装置が発達していますからねｗ

では、なぜ赤字になってしまうのでしょうか？






大事故よりも軽度の事故件数が多い昨今。

不況のせいもあって「むち打ち」など、軽度の後遺症で保険金の支払いを求める人が後をたたないそうです。

自賠責保険というのは絶対に入らなければならない保険であるので利益や損失を出してはいけないのです。

しかしこのような人が多いと損失を出してしまい、保険が提供できなくなってしまいますね。

そもそも自賠責の保険料は2008年から5年間の予定で値下げしていたのをご存知でしょうか？

今年がその5年目になるわけですが、上記のような「むち打ち」の訴えによる損害が予想以上であり、5年を待つことができず、2年前から段階的に値上げしているとのこと。

つまり元にもどった、サービス期間が終了したのだと思えば良いのです。

値上げは厳しいですが、国に守ってもらえてると思えばむしろ安すぎるのかもしれませんね。

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